
ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を接着し、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かす治療法です。
ワイヤー矯正の仕組み
- ブラケットの装着
- 歯の表面にブラケットを一つずつ取り付けます。ブラケットは、ワイヤーを固定するための土台となります。
- ワイヤーの設置
- ブラケットにワイヤーを通します。ワイヤーは、歯に持続的な力を加え、少しずつ歯を正しい位置に動かす役割を果たします。
- 定期的な調整
- 月に1回程度のペースで通院し、ワイヤーを交換したり、力を加えたりして、歯の動きを調整します。
ワイヤー矯正の特徴
- メリット
- ほとんどの不正咬合に対応でき、幅広い症例に適用できます。
- 歯を大きく動かすのが得意で、高い治療効果が期待できます。
- 部分的な矯正も可能です。
- デメリット
- ブラケットやワイヤーが目立ちやすいです。(※審美ブラケットや裏側矯正で目立たなくすることも可能です)
- 装置に食べ物が挟まりやすく、歯磨きがしにくいです。
- 装置が口の中の粘膜に当たって、口内炎ができることがあります。