ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を接着し、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かす治療法です。


ワイヤー矯正の仕組み

  1. ブラケットの装着
    • 歯の表面にブラケットを一つずつ取り付けます。ブラケットは、ワイヤーを固定するための土台となります。
  2. ワイヤーの設置
    • ブラケットにワイヤーを通します。ワイヤーは、歯に持続的な力を加え、少しずつ歯を正しい位置に動かす役割を果たします。
  3. 定期的な調整
    • 月に1回程度のペースで通院し、ワイヤーを交換したり、力を加えたりして、歯の動きを調整します。

ワイヤー矯正の特徴

  • メリット
    • ほとんどの不正咬合に対応でき、幅広い症例に適用できます。
    • 歯を大きく動かすのが得意で、高い治療効果が期待できます。
    • 部分的な矯正も可能です。
  • デメリット
    • ブラケットやワイヤーが目立ちやすいです。(※審美ブラケット裏側矯正で目立たなくすることも可能です)
    • 装置に食べ物が挟まりやすく、歯磨きがしにくいです。
    • 装置が口の中の粘膜に当たって、口内炎ができることがあります。